社団法人 全国学習塾協会

学習塾講師検定の水準・評価基準

学習塾講師検定の水準について

■集団指導2級の到達水準
学習塾講師における実践の場での技能の発達は、テキストで示される知識や行動の原則を、状況のなかで適切に使用できることが求められますが、実践の場にはじめて参加する初心者は、目標の実現のために何をどうしてよいかわからない一方、すぐれた講師は、状況を全体として把握し、変化する状況に適切に対応して、その目標を実現します。初心者、中級者などは、実践にある原則やポイントを身につける段階にあります。
集団指導2級は、集団指導の講師をはじめて2、3年であり、実践のなかで原則やポイントを身につけつつあるレベルにある人たちを対象としています。ただし、経験を積んでいるといっても、時間をこなす方法を身につけただけかもしれないのは、独学で、自分の教室経験をくり返している場合もあります。したがって、コンピテンシーディクショナリなどを通して、指導の原則やポイントを知識として知っていることは大切です。検定では、集団指導として多くのベテランが指摘するポイントや基本と成る知識を前提として、状況に適応しているかどうかを評価します。
■集団指導1級の到達水準
集団指導1級は、上記のポイントや知識を十分に理解し、実際に状況に活用できているかどうかを評価します。長期的目標や計画を立てて自分の活動を計画し、実行できる段階で、実践を経験しポイントを身につけるだけでなく、状況において重要なポイントか否かを識別できるようになり、他者の援助がなくとも、一人前の仕事ができるようになります。
■それ以上の水準
それ以上のレベル、つまり、エキスパートやカリスマ講師といった人々は、基本を十分に理解しつつも、それぞれの型を持っているのであって、それはよい意味での「個性」といえます。初心者用にモデル授業をしてほしいと言えば、それを実行することは容易です。しかし、実際には、生徒の状況によって柔軟かつ臨機応変に対応し、しかも生徒のやる気を高めることに成功するでしょう。こうしたレベルは検定の対象外になります。

学習塾講師検定における評価基準

習塾講師検定における評価項目、評価基準が「コンピテンシーディクショナリ」です。

「コンピテンシーディクショナリ」とは、学習塾講師に共通して求められる基礎的な知識や技術、能力を具体的に記述したものです。「コンピテンシーディクショナリ」は、これから学習塾講師を目指す方や新任講師の自学自習を促すことを目的として作成していますが、中堅・ベテランの講師も、自らの基礎力を再確認し、能力開発に役立てられるような構成となっています。

「コンピテンシーディクショナリ」では、学習塾講師が授業を行う際に実施すべき行動を「①授業の流れ」、「②各段階で望まれる行動」を軸に分類して整理しています。学習塾講師の得意・不得意分野を明確にして、不得意分野は克服して基礎力を身につけるとともに、得意な分野はさらに磨きをかけることによって、学習塾講師自身が理想とする優れた学習塾講師を目指すことを目的としました。

「コンピテンシーディクショナリ」では、一律に型にはめることを意図しているのではなく、初学者が学習しやすいように、学習塾講師に必要かつ共通の能力を分類・分析し、共通の行動基準として必須の項目(学習塾講師の必要条件)を可能な限り詳細に記述しています。なお、行動基準の表現方法は多様であることを示すために、その行動事例を収集し、例示しています。

学習塾講師のコンピテンシーディクショナリ[PDF]

学習塾講師に共通して求められる知識・技術・能力を映像で解説しています。

学習塾講師自習用DVD[movie]

学習塾講師検定における評価方法や審査基準については、具体的な採点方法や判断基準を明示し、審査が客観的かつ統一的になされるよう、評価マニュアルに明示されています。

学習塾講師検定【集団指導1級】評価マニュアル[PDF]

学習塾講師検定【集団指導2級】評価マニュアル[PDF]

ページの先頭へ